投資初心者向けと言われている投資信託。投資をしたことが無い人でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。今回、投資初心者の「流行しらべ隊」さんから「投資信託って何なの?」「投資信託のメリットやリスクを教えて欲しい」というリクエストがあったので、この記事では
- 投資信託とは?
- 投資信託 メリットは?
- 投資信託 リスクはある?
- 投資信託を始めるには?
について解説していきます。この記事を読むことで「投資信託」についてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
投資信託とは?
投資信託とは、複数の投資家から預かったお金をまとめて専門家(ファンドマネージャー)が資産運用する金融商品のことです。プロに運用を任せるので、投資家は自分で判断する必要が無く、難しい知識や手法を覚える手間が省けます。投資信託によって日本国や海外など投資先の国や資産が異なります。先進国より新興国、債券より株式のほうがリスクリターンは大きくなるのが特徴です。比較的少額から投資でき、毎月1000円から積立で投資信託の購入ができます。
投資信託 メリットは?
投資信託のメリットは以下の通りです。
- プロに任せるため投資家は時間を取られない
- 少額から投資ができる
- 多くの投資信託が行政から審査や監督されているので、透明性が高い
- 自分に合う投資信託を選択できる
- 分散投資できる
投資信託 リスクはある?
投資信託のリスクは以下の通りです。
- 元本を下回る可能性がある
- 運用コストがかかる
- 為替変動による損失
- 金利変動による損失
それぞれ解説していきます。
元本を下回る可能性がある
運用がうまくいかなかった場合、元本を下回る可能性があります。投資信託は元本を保証していないため場合によっては損をするかもしれません。収益を安定化するには、すぐに判断するのではなく、長い目で長期的に運用を続けていくほうが良いでしょう。
運用コストがかかる
投資信託するには、購入時の手数料や運用時の手数料がかかります。手数料がかかるタイミングは、「購入時」「保有時の一定期間」「売却時」です。購入する投資信託によって手数料が異なるので注意しましょう。
為替変動による損失
投資信託によっては、海外資産に投資する場合があります。そのため、為替変動によって円高になると、その分損してしまいます。逆に円安になった場合は、利益が大きくなります。複数の地域に投資先を分散することで、為替変動による損失を少しでも抑えることが可能です。購入した投資信託が、どの国の資産を購入しているか、事前に確認するようにしましょう。
金利変動による損失
景気が良くなり、市場の金利が上昇することで債券価格が減少する場合があります。債券のみに拘らず、債券以外の株式や不動産などの投資先を選択するようにしましょう。
投資信託を始めるには?
投資信託は、日本国内にある様々な銀行で始められます。利用している銀行窓口にて「投資信託を始めたい」と伝えると、申し込み方法を案内してくれます。また、銀行によってはWebからの申し込みが出来る所もあるので、事前にホームページを確認してみると良いでしょう。
まとめ
今回は、「投資信託」について解説しました。最後におさらいとしてまとめます。
- 投資信託とは、複数の投資家が出資したお金をまとめて専門家が資産運用する金融商品です。
- 投資信託 メリットは、「プロが運用するため、時間を取られない」「少ない投資額から始められる」「自分に合う投資信託を選択できる」があります。
- 投資信託 リスクは、「価格の変動によって元本を下回る可能性がある」「運用コストなどの手数料がかかる」「為替や金利の影響を受ける場合がある」です。
- 投資信託を始めるには、利用する銀行の窓口にて申し込む方法や、Webからの申し込みがあります。
少ない投資額から積み立てて資産を増やしていく投資信託。興味がある方は、この機会に始めてみては如何でしょうか?