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ビットコインの中心都市?スイスのルガーノ市について調べてみた

スイスの「ルガーノ市」を皆さんご存知でしょうか。「初めて聞いた」「どこそれ?マイナーな都市じゃないの?」と言う方、要注意です。

実は今、このルガーノ市が注目されているのです。その理由は後述しますが、仮想通貨をめぐる話題で注目されています。

そこで今回は、ルガーノ市がどういったところなのか、そして注目されている理由を解説していきます。

スイス ルガーノ市について

ルガーノ市は、スイス南部にあるイタリア語圏のティチーノ州にある都市です。イタリア北部のロンバルディア地方の文化の影響が強く、建築や料理にスイス文化と地中海文化の融合が見られるのが特徴です。

ここルガーノ市では、暗号資産によるイノベーションの中心地にすることを目的とし「Plan B」と呼ばれる取り組みがなされるほど、暗号資産への関わりが活発化しています。その事例として、ルガーノ市独自の暗号資産「LVGA」があったり、この「LVGA」を含めた3銘柄が法定通貨として検討されていたり、ルガーノ市内のマクドナルドで同様の暗号資産が決済手段として採用されたりと話題に事欠きません。

ルガーノ市 仮想通貨を積極的に導入

先述したルガーノ市での仮想通貨関連の事例では、下記の3銘柄が主力となっています。

  • LVGA
  • USTD(テザー)
  • BTC(ビットコイン)

「LVGA」は、ルガーノ市独自のステーブルコインと呼ばれる仮想通貨で、通常ボラティリティ(価格変動)が大きい仮想通貨とは異なり、価格が安定している(=stable)ものを指します。

「USTD(テザー)」も同様にステーブルコインで、こちらは米ドルに連動した仮想通貨のため安定性、信頼性ともに非常に高いのが特徴です。

最後はおなじみBTC(ビットコイン)です。こちらはステーブルコインではないものの、高い知名度・人気からそのほかの仮想通貨と比べても信頼性は高いと言えます。

「通貨」は、市民皆が「価値がある」「信頼できる」と思わなければ通貨にはなり得ません。毎日価値が変わる通貨を誰も使いませんよね。そこで抜擢されたのが、上記の3銘柄と言うわけです。

 

ビットコイン 税金関連の課題も

仮想通貨の取り組みに非常に積極的なルガーノ市ですが、その道のりは単純ではなく様々な課題があります。その一つが「税金」です。

  • 暗号通貨による支払いで脱税の危険が増えるのではないか
  • 暗号通貨による税金や公共サービスの支払いにまだ対応できない
  • 手数料がかかり暗号資産での納税は通常の納税より多く支払うかもしれない

上記のような例はあくまで一部にすぎませんが、このような課題を抱えているのは事実です。

私たちの住む日本の法律でも、ビットコインなどを含む仮想通貨関連の税金問題はあります。例えば仮、想通貨で買い物をしても課税対象になることやマイニングで仮想通貨を取得したケースでも課税対象になることなどです。

このように仮想通貨を一般の通貨として利用していくには様々な課題をクリアしていく必要があるのです。

ビットコイン 暴落の危険性もはらむ

また、知名度・人気ともに高いビットコインですが、暴落の過去もあり、通貨としての利用に懸念の声も上がっています。

特に2022年は、ビットコイン 暴落から始まった年でした。新型コロナウイルス、アメリカの金融政策、ウクライナ情勢など様々な要因が絡み合い、仮想通貨全体が軒並み価格を下げていきました。こういった価格変動が、通貨として利用することに疑問を呈しているのです。

日本人向き!手軽に始められる楽天 ビットコイン

ここまでいくつかの仮想通貨の懸念事項を挙げてきましたが、ネガティブになるばかりではいられません。

実際にルガーノ市では、決済手段として採用されてきているのです。実は、中央アメリカに位置する「エルサルバドル」では世界で初めてビットコインを法定通貨として採用しているほどです。

こうした世界的な動きを受けて「仮想通貨そろそろ始めないとな」と思われてる方も少なくないでしょう。そんな皆さんにおすすめするのが「楽天ウォレット」です。楽天ウォレットは楽天グループの暗号資産取引サービスで、初心者の方もスマホで簡単に取引でき、楽天ポイントをそのまま暗号資産に交換することも可能なので参入へのハードルが非常に低いことが魅力的です。

最後に

いかがでしたでしょうか。日本国内ではまだまだ仮想通貨に対する理解は薄いですが、世界的には大きく動き出しているのです。もちろん始めるかどうかは個人の自由ですが今後を考えるきっかけになれば幸いです。

Published in暗号通貨