2017年に「億り人」が生まれたことでも話題となったビットコイン。当時のような注目こそないものの、価格は順調に上がってきています。
さらに最近ではWordPress・Dell・マイクロソフトといった超有名企業がビットコインによる決済を導入しており、日本でも既にビックカメラやコジマを筆頭にビットコイン決済に対応した店舗・企業も増えており、まだまだ目が離せない通過となっています。
そこで今回は今後、我々の生活により身近になる可能性のあるビットコインについて歴史を振り返りながら、ビットコイン 今後の展開も予想していきます。
ビットコインの歴史まとめ
ビットコインが決済され始めた2009年から順番に、日本市場において注目すべき年の出来事を簡単にまとめていきます。
2009年~2010年
2008年にビットコインについての論文が発表され、実際にビットコインの価格が提示されたのが2009年だったそうです。そして2010年5月には、アメリカでピザ2枚が10,000BTC(ビットコイン)で購入され、事実上初の取引と言われています。
同年7月にはビットコインの取引所「Mt.Gox」が本格的なサービスをスタートしました。
2011年〜2012年
アメリカの大手メディアで取り上げられたことがきっかけとなり、認知度が広まると同時に取引が増え、ビットコインの注目度は一気に高まりました。
2011年から2012年には、ビットコインの価値が急上昇。注目度の高さを窺わせました。一方で、ビットコイン取引所のマウントゴックスがハッキングの被害を受けたことによりリスクの面もあらわになり、ビットコインの相場は下落します。
2013年 ビットコイン相場が上下に激しく変動
2013年3月のキプロス危機から法定通貨の信用度が著しく下がると同時に、仮想通貨のビットコインの相場は上昇し、”ビットコインバブル”という状況が出現します。
しかし、中国がビットコイン取引を禁止したこと、また、再びマウントゴックスがハッキングにあったこともあり、しばらくビットコインの価格は低迷しました。
2017年日本でのビットコイン取引が活発に
2017年は日本の暗号資産(仮想通貨)の取引が活発化した年です。
1月に10万円台で取引が開始されたビットコインは、8月に50万円台、11月には100万円台に到達すると、12月には当時のビットコイン史上最高値となる2,332,385円を記録しています。
12月には、アメリカでビットコインの先物取引を開始したため、投資家の参入などの影響をうけ、市場への資金流入が拡大したことも影響したようです。
2021年のビットコイン推移
2021年のはじめにはIMF(国際通貨基金)が暗号資産(仮想通貨)についての報告書を公表したことで価値が上昇したと言われており、一方で5月には中国の政策等が影響し、下落したのではないかと言われています。
しかし11月9日には、世界的なインフレ予測と、金融緩和の結果法定通貨への不安が高まったため、ビットコインは史上最高値777万円をつけています。
このように、ビットコインはその時々の世界中でおきた様々な出来事による影響はもちろん、憶測や風評による影響を受けることも時折見受けられます。
2023年のビットコイン推移
2022年5月以降、急激に下落を見せたビットコインですが、2023年は上下しつつも右肩上がりに上昇する動きをみせています。
特に7月は米国銀行の破綻による法定通貨への不安が高まった影響から、仮想通貨に資金が流入し、一時450万円台に到達しました。
2023年の推移をみると、2022年の下落から一転し価格が好転していることから、ビットコインの底打ちは終了した可能性が高いと言えるでしょう。
ビットコインは今後上昇する見込みはある?
度々ニュースでも耳にするビットコインですが、今後も上昇する見込みは十分にあると言われています。その理由として2つ挙げられています。
理由①決済方法として利用される機会が増えていく
世界ではWordPress・Dell・マイクロソフトといった大企業で既にビットコインによる決済を導入しており、これらの企業が決済手段として導入する度にビットコインの価格が上昇しています。
さらに、日本でも既にビックカメラやコジマを筆頭にビットコイン決済に対応した店舗・企業も増えています。
理由②インフレーションや経済不安が高まると避難資産とみることがある
キプロスの通過危機などの影響で、一部の投資家はビットコインを避難資産として扱うケースがあり、今後もインフレーションや経済不安の高まりに乗じて、ビットコインの価格は上昇すると考えられます。
最後に
今回はビットコインの推移から、ビットコイン 今後についてまとめてきました。
どうしても急下落などの影響で資産を減らした、というニュースを耳にするため、危険だという認識を持つ方も少なくないビットコインをはじめとする暗号通貨。
長期的にみるとしっかりと上がってきているので、FXのように短期的に利益を出すのを目指すのではなく、長期的にしっかりと利益を目指すのが向いているのかもしれません。
メリットデメリットをしっかりと考慮して自分に合った運営をされてくださいね!