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ビットコインが大暴落!絶好の買い場が到来か?急落の原因を説明

2017年1月に10万円だったビットコインは同年11月には780万円をつけ、78倍も大きく上昇しました。しかし、この上昇と同時にビットコインの暴落が年に何度も発生していくこととなります。本記事では、暴落が起きる原因と、今後の上昇が期待できる材料や分析モデルについて解説していきます。

 

直近のビットコインの動向

最近では、昨年11月26日にオミクロン株の発生で株式、為替市場が急落し、ビットコインも1日で80万円ほどの暴落に見舞われました。また12月3日~4日にかけては、中国恒大集団(エバーグランデ)の債務問題が再燃し、650万円→520万円と130万円の暴落が発生しましたよね。

2021年の一番大きなビットコイン 急落は、4月半ばに700万円を突破した後に600万円に下落したとき。その後も反発せずに5月19日には320万円台まで値下げしたことがあり、最高値の700万円からは50%ほどとなりますが、ほとんど毎年このような暴落相場が繰り返されています。ではビットコインは、なぜ度々暴落が起きるのでしょうか?

 

ビットコイン暴落の原因

ビットコインが暴落する大きな要因としては、主に次の3つが考えられます。

  • 米国や中国などの大国の仮想通貨規制
  • 株式市場や為替市場の暴落
  • 仮想通貨の大きなイベントや材料で大きく上昇した後の反動

ここで2021年の最大の暴落をひとつ解説しましょう。

2021年の大きな下落の起点となった5月12日に、大手米電気自動車メーカー テスラのイーロン・マスクCEOがツイッターで「テスラ車のビットコインによる購入を認めない方針」だと発信しました。

なぜ、このツイートでビットコインが急落したのでしょうか?

実は、テスラは2月に会社資産の7%にあたる1600億円規模のビットコインを購入していました。その量は43,200 BTCにも上っており、これが市場で売却されるのではないかと考えた投資家が慌ててビットコインを売却したためだと考えられます。

その後、イーロン・マスク氏は保有するビットコインの売却を否定しました。

 

毎年50%の下落を経験するビットコイン

もうビットコインは終わったのか・・・。そう考える人もいるかもしれません。2017年から2021年の5年間を振り返ってみると、ビットコインは最高値から一度は50%以下に下落しているのです。過去4年間の高値からの下落幅は以下の通りです。

2017年:238万円 →  64万円 174万円下落

2018年: 94万円 →  35万円  59万円下落

2019年:150万円 →  70万円  80万円下落

2020年:115万円 →  41万円  74万円下落

2021年:700万円 → 320万円 380万円下落

それぞれ、ビットコイン急落のキッカケとともに詳しく見ていきましょう。

 

2017年9月:中国で仮想通貨の交換業者の運営が禁止

ビットコインやリップルなどの認知度拡大による仮想通貨ブームが起きて相場が過熱。バブル的な上昇を演じた反動で急落。

 

2018年1月:バブル的な仮想通貨市場の過熱が終焉へ

11月:ビットコインキャッシュの分裂騒動(ハッシュ戦争)

当時時価総額が5番目程度だったビットコインキャッシュのアップデートを巡って、マイナー同士が争いを巻き起こしたことで相場が急落。

→マイニングの力を示すハッシュパワーのシェア争いであったことから、「ハッシュ戦争」と呼ばれる。

 

2019年7月:Bakktのビットコイン先物、G20での仮想通貨規制を懸念した需要の高まりのピーク

ビットコインが30万円台から150万円まで大きく上昇。ヘッジファンドや401Kなどでの仮想通貨運用が人気になってきたほか、NY証券取引所の親会社であるインターコンチネンタル取引所グループのビットコイン先物取引サービスが開始、非常に話題となる。しかし盛り上がりはイマイチで、相場はダラダラと下落。

 

2020年2月:コロナによる金融市場不安による急落

コロナショックによる世界的な金融危機により、110万円台で推移していたところが瞬間的に40万円台まで急落。しかし、その後は大規模な金融緩和により1か月半で100万円を回復するに至る。

 

2021年5月:コインベースの上場を通過し材料出尽くし

 

このように、急落した原因は違えども、ビットコインの50%以上の下落は毎年起きていることなのです。

 

まとめ

以上、ビットコインのこれまでの動向を見てきました。その後2022年に入り、ビットコインは12月以来、8日連続で上昇。昨年5月19日の320万台から約半年で440万円も上昇したことになります。イーサリアムも8日連続上昇を記録し、急激に反発をみせました。

毎年繰り返されている半値押しを終え、新しい相場が始まっているといえそうです。5年以内にヘッジファンドが30兆円を超える規模の仮想通貨を保有するというインタートラスト社の調査もあり、ビットコイン 今後も上昇が期待できるのかもしれません。

今がチャンスと思えば、ビットコインを買うのも良し!まだまだ早いと思えば、次の機会をうかがうのも良いでしょう。

Published inビットコイン